先日、ある消費者金融の会社が運営するキャッシングのコーナーを見ることができた。銀行のATMみたいになっていて、カードを差し込むとお金が出てくる構造だったと思う。
借りたのは私ではなく知人。飲みに行くときにお金が足りず、借りたのだ。そこまでして飲むのもどうかと思ったけど、本人はいたって普通な様子。まるで、銀行の口座からお金を引き出すようだ。
お金がないなら飲みに行かない。私はそのように決めている。だから、懐が寂しくなると誘われそうな場所を避けるようにしている。たぶん、多くの人もそうだろう。断れない付き合いがあれば行くけど、その分ほかの出費を削るなどの対策を講じるもの。
一方、その知人は違っていた。飲みたいときは飲むという。クレジットカードを使うのと同じだと笑っていた。
価値観の差。そういってしまえば簡単に片付くけど、知人が破産しないか心配になってしまった。まして、借金の返済に行き詰まり、私に金を貸してくれと泣きついてきたらどうしよう。絶対に貸さないつもりだけど、断ったら彼との付き合いが疎遠になってしまうかもしれない。あまりに、あっけらかんとしている彼の姿を見て、そんなことを考えてしまった。
こんなに簡単にお金が借りられる仕組みがあっていいのだろうか。ちょっと怖いと思うのは、私だけだろうか。